月別アーカイブ: 2016年11月

【純雁皮紙製造】

先週は、数日かけて処理してきて雁皮を抄紙しました。

一般に販売されている雁皮紙は「雁皮入り」がほとんどで、雁皮100%の物は非常に珍しいのが現状です。


丸重製紙の雁皮紙は国内産雁皮を100%使用した「純雁皮紙」で、特に機械抄き和紙では非常に珍しく、「幻の雁皮紙」と呼ばれる事もあります。

この幻の雁皮紙は、丸重製紙が設立当初主力製品として製造していた「謄写版原紙」の技術があるおかげで抄紙する事が出来ております。

決して多くのニーズがある訳ではありませんが、決して失いたくない技術のひとつです!

(ガンピ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%94
(雁皮紙 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%81%E7%9A%AE%E7%B4%99

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【極薄和紙】

ここ数日、丸重製紙で最も薄い和紙(坪量9g/㎡)を抄いております。

原料は麻パルプ(マニラ麻)100%。
丸重製紙の見本帳No.028の和紙です。

【TV放送①】

現在ケーブルTV「CCN」内の『美濃和紙とうだつのまちから 11月』において丸重製紙が登場しております。

美濃市内の中学生が美濃和紙を作る現場を取材する企画で、丸重製紙にも機械抄き美濃和紙製造の現場を取材してくれました。


今日は、前半部分の取材と工場見学のワンシーンを紹介します!

尚、放送時間は下記のとおりです。

月・金  :20:30~
火・水・木:12:30~
土    :11:45~
日    :19:45~
(放送期間はしっかり確認できておりません)

お時間のある方は是非一度ご覧になってみて下さい!

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【雁皮紙の紹介】

ここ数日間行っている雁皮の原料処理ですが、実際作られる雁皮紙(国内雁皮100%)を紹介いたします。

丸重製紙では謄写版原紙の技術を活かした薄手の雁皮紙を主に製造しております。
(見本帳No.047-1、No.047-2)


坪量は10.5g/㎡で、非常に光沢があり、手触りもつるつるしております。
音もシャリシャリという音がし、他の原料には無い風合いがあります。

ぜひ一度丸重の雁皮紙に触れてみてください!

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【国内産雁皮処理】

丸重製紙が得意とする紙のひとつに「雁皮紙」があります。

もともと丸重製紙創業当時の主力製品は「謄写版原紙」でした。


その技術が残っている為、今でも良質な雁皮紙を抄く事ができます。

現在、雁皮紙を抄く為に、国内産雁皮を処理(煮る、晒す)しております。

一度には処理できない為、毎日一定量を煮てから晒すという作業を数日間続けております!

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【銅版印刷原紙①】

丸重製紙の見本帳No.002は銅版印刷原紙として利用されています。

目的は陶器に模様を転写する為です。



この紙に銅版印刷を施した後、それを陶器(素焼きの状態)に当てて上から刷毛で水を塗っていきます。
すると、印刷したインク部分が陶器に転写されるという仕組みです。

その為、この紙は、水が沁み込みやすい紙質となっております。

陶器産業と共にピーク時よりかなり需要は減ってしまいましたが、日本の伝統を支える大切な紙です!

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