月別アーカイブ: 2019年11月

【雁皮紙の完成】

おはようございます！
今朝も美濃和紙の里からお知らせです。

ここ数日、原料処理を繰り返してきた雁皮紙（国産雁皮100％）がようやく完成しました。

やはり、この雁皮紙の光沢ある美しさを見るとうっとりしますね。

丸重製紙は創業当時は謄写版原紙（鉄筆原紙、ガリ版原紙）を製造しておりました。

その機械とその技術があるため、この雁皮紙を製造する事ができます。

令和になり、大嘗祭も行われました。
この雁皮紙を通じて、伝統を未来に繋ぐ大切さを感じております。

【フラワーポムの加湿器】

おはようございます！
今朝も美濃和紙の里からお知らせです。

最近Washi-naryで大人気の“フラワーポムの加湿器”。

その、フラワーポムの作り方を大公開！

と、いっても、皆さん昔よく作ったやり方なのでよくご存じかと思います。

ポイントは、縁をちぎって繊維を際立てせること。
こうする事で、より自然な雰囲気がでます。

そして、和紙で根を作ってお水にさしたら加湿器の完成。

和紙専門店Washi-naryでは、フラワーポム用にカットした和紙も販売しておりますので、ぜひ一度遊びにお越しください！

【雁皮のウェット処理】

おはようございます！
今朝も美濃和紙の里からお知らせです。

丸重製紙の雁皮紙の原料処理にはひと手間もふた手間もかかります。

その最たるものがこの「ウェット処理」。

実際のスクリーン（除塵）と抄紙機に通しますが、ドライヤー（乾燥）工程の手前のウェット毛布を出たところのロール部分で回収します。

そして、これを再度抄紙機に通して紙を抄きます。

こうする事で大きなゴミが事前に取れて、かつ地合いのよい美しい雁皮紙がスムーズに抄く事ができます。

美しい和紙を抄く為には、ひと手間ふた手間が欠かせませんね！

【SDGs研修＠武義高校】

おはようございます！
今朝も美濃和紙の里からお知らせです。

今朝の岐阜新聞（中濃版）に、美濃市の武義高校で行ったSDGs研修の様子が掲載されました。

1年生の1クラスに対してカードゲーム「2030SDGs」を実施し、SDGsへの理解だけでなく、自分たちの世界や未来を考えました。

【フィリピン雁皮（サラゴ）】

おはようございます！
今朝も美濃和紙の里からお知らせです。

先週の丸重製紙は、国内産雁皮の煮熟に続き、フィリピン雁皮（サラゴ）の煮熟も行いました。

これら雁皮系の和紙は今でも様々な用途に使用されます。

銅版画（リソグラフ）用紙
写経用紙
書道用紙
便せん用紙
打ち上げ花火用紙間断紙（はさみがみ、星と割火薬を遮断する紙）
謄写版原紙（鉄筆原紙、ガリ版原紙）
水うちわ用紙
研磨用紙

などなど、需要は少なくなったとはいえ様々な場面で活躍しております。

逆に、雁皮系の和紙を製造する会社も少なくなってきております。

雁皮系の和紙でお困りでしたら、ぜひ一度丸重製紙にお問合せくださいませ！

【NIPPONIAサミット】

おはようございます！
今朝も美濃和紙の里からお知らせです。

本日、大阪にて「第1回NIPPONIAサミット」が開催され、全国各地でNIPPONIAを展開しているメンバーが一堂に会します。

丸重製紙は㈱NOTEとの共同出資会社で㈱みのまちや（代表：辻晃一）を設立し、「NIPPONIA美濃商家町」を運営しています。

本日は㈱みのまちや代表として事例紹介やパネルディスカッションで登壇して参ります。

これも「美濃と和紙を元氣にする」ための大切な事業です！