少年ジャンプでお馴染みの集英社様がアートプロジェクト「集英社マンガアートヘリテージ」。
https://mangaart.jp/
今回の企画は人気漫画「BLEACH」。

集英社マンガアートヘリテージ ホームページより
集英社様より、「BLEACH」の作品を印刷する紙をオリジナルの手すき和紙にしたいとの相談をいただき、丸重製紙企業組合にて和紙と映像の手配をさせていただきました。
その映像がコチラ↓
https://mangaart.jp/news/the-millennium-mino-washi
今回、美濃紙が選ばれた理由としては、マンガの原稿は通常「B4(257×364 mm)」サイズに描かれ、雑誌に掲載される際「B5(182 x×257mm)」サイズに縮小されますが、実はB判の起源は、江戸時代の美濃紙の判型である「美濃判」にあるといわれている為です。

Washi-naryホームページより
さらに、今回はマンガ―アートヘリテージの「MA」のロゴの透かし模様を入れたいとの事で、丸重製紙が声をかけさせていただいた手すき和紙職人は「テラダ和紙工房」の寺田幸代さん。
寺田さんは、伝統工芸士でもある澤村正さんに師事し、現在は「テラダ和紙工房」として独立。伝統的な和紙の作り方を守り続ける一方で、新しい事にもドンドン挑戦する期待の若手手すき和紙職人です。
寺田さんは、透かし模様を入れるための透かし型の作成も自身で行なえる数少ない職人でもあります。

Washi-naryホームページより
また、今回の映像の撮影を依頼したのは、株式会社HIORYESの藤田豊和さん。
藤田さんは、美濃市の製紙会社が実家で、そこで紙の仕事にも関わった経験もありながら、自身は映像や写真のクリエーターとして独立。
ハリウッドでも使用する特殊なカメラを導入するなど、クオリティの高い映像制作ができる優秀なクリエーターです。
実は、藤田さんは、丸重製紙のHPのデザインディレクションや、丸重製紙直営の和紙専門店Washi-naryのロゴ製作、HPのデザインディレクション、店舗内装デザインなども手掛けていただきました。

HIORYESホームページより