謄写版原紙には薄い雁皮紙が使用されておりました。
その為、今では謄写版原紙の生産はしておりませんが、丸重製紙では今でも雁皮紙を抄く事が出来ます。

丸重製紙の現在の雁皮紙は、国内産雁皮（内地雁皮）100％の純雁皮紙です。
雁皮は人工的な栽培が難しい植物である為、ほとんどを自然の山から刈り取ってくる必要があります。
その為、原料の入手が困難でかつ高価です。
（ガンピ　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%94）

しかし、雁皮は繊維のきめが細かく、独特の光沢があり、見ているだけでも本当に美しい紙です。

ぜひ一度、丸重製紙の雁皮紙を手に取って頂ければ幸いです。

丸重製紙企業組合
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